消防設備
建物の必要な場所に火災が起きた事を知らせる「自動火災報知設備(感知器、発信機、受信機等)」や、火災を知らせる為の「非常放送設備」(スピーカー、制御装置等)を設置する。
広さや場所によって、感知器の個数や種類が変わる。火災の発生をインターホンや受信機に知らせることができる。
防犯設備
外部からの侵入者を防ぐ為に、窓や玄関扉に防犯センサーを設置する。
センサーが警戒状態の時に、窓や扉を開くと管理人室やインターホン親機などに警報が出る。
インターホン設備
室内にインターホン親機を設置し、来訪者との会話・確認をする為に玄関子機を設置する。マンション等では集合玄関機も設置する。
オートドアの開錠、管理人室への連絡、部屋内の感知器・ガス・防犯センサーが作動状況も表示可能。
電気錠設備
防犯設備の1つとして、管理室等から遠隔で施錠できる様に電気錠と電気錠制御盤をセットで設置する。
扉が閉まると自動で錠がかかり、火災が発生した場合には自動的に開錠される。
テレビ設備
屋上にアンテナを取り付け、室内にテレビと接続する為の端子を取り付ける。コンセントのテレビ差込口にケーブルを差せばテレビが見られる様にモデム・ケーブルテレビのアンテナなどを設置する。
各端子ごとに周波数を合わせ、映像や音声に異常がないか最後にテストをする。
放送設備
建物の天井や壁にスピーカーを取り付ける。
火災である事を知らせる為の非常放送設備(各箇所のスピーカーとそれらを管理する制御装置)や、スーパーや商業施設でBGM等に使用する放送設備(スピーカーと制御装置)がある。
ナースコール設備
病院の各ベッドから押しボタンを押すとナースセンターに繋がり会話できる設備や、多目的トイレでの非常コールボタンなどを設置する。
監視カメラ設置
建物内の駐車場や出入り口等に監視カメラを取り付ける。
カメラの映像は、管理室でもモニターを設置して一括監視できる。